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石垣島の星空はなぜ有名?南十字星が見える島の魅力

目次

石垣島が「日本一の星空」と呼ばれる理由

沖縄県・八重山諸島に位置する石垣島は、日本国内でも特に星空が美しい場所として知られています。
その理由は、以下の3つにあります。

  1. 光害が少ない
     市街地を離れれば人工の光がほとんどなく、満天の星が見える環境が整っています。
  2. 空気が澄んでいる
     周囲を海に囲まれた島は、排気ガスや塵が少なく、星の輝きがよりくっきりと見えます。
  3. 南の島ならではの位置
     北緯24度付近に位置するため、本州では見られない南半球の星座や南十字星を観測できるのが大きな魅力です。

石垣島で南十字星が見える理由

南十字星(みなみじゅうじ座)は、南半球を象徴する星座として知られています。
実は、日本国内で肉眼で観測できるのは石垣島や波照間島などごく一部の地域だけです。

その理由は、石垣島の緯度が低く、地平線近くに南十字星が昇るからです。
見えるのは、4月〜6月頃の夜9時〜深夜にかけてがベストタイミング。
地平線近くに並ぶ4つの星が「十字の形」に見える瞬間は、南国ならではの感動体験です。

星空観測におすすめのスポット

石垣島には、天の川や南十字星を観測できる人気スポットが多数あります。
その中でも特におすすめの場所を3つ紹介します。

① バンナ公園 星の広場

市街地からアクセスしやすく、夜でも安心して観測できる公園。
駐車場やトイレも整備されており、初心者にもおすすめです。

② 川平湾周辺

昼は絶景の観光地として有名な川平湾も、夜になると天然のプラネタリウムに。
波の音を聞きながら星を眺める贅沢な時間が過ごせます。

③ 平久保崎灯台

島の最北端にある灯台。光害が少なく、天の川がくっきり見えるスポットとして人気。
南十字星の観測にも最適なロケーションです。

観測できる季節と時間帯

星座・天体見ごろの時期おすすめ時間帯
南十字星4月〜6月21時〜24時
天の川5月〜9月20時〜深夜
オリオン座冬季(12月〜2月)19時〜23時

星空観測のベストシーズンは春から夏にかけて
特に梅雨入り前(4〜5月)は晴れの日が多く、空気も澄んでいておすすめです。
また、月明かりの少ない新月前後を狙うと、星の数が一段と増して見えます。

天文台・ナイトツアー情報まとめ

石垣島には、専門的な設備を使って星を楽しめる施設やツアーも充実しています。

■ 石垣島天文台

・国内最大級の反射望遠鏡「むりかぶし望遠鏡」を備える天文台。
・入場無料(要予約)で、職員による星の解説も受けられます。
・住所:沖縄県石垣市新川1024-1
・公式サイト:石垣島天文台公式サイト

■ 星空ナイトツアー

・地元ガイドが案内するツアーで、南十字星や天の川の見方を教えてくれる人気アクティビティ。
・望遠鏡の貸出や写真撮影サービス付きのプランも多数。
・料金目安:1人3,000〜6,000円前後

まとめ|南の島でしか見られない星空体験を

石垣島の星空は、日本で最も南十字星に近いロマンチックな夜空
光害の少ない自然環境と、南国の穏やかな気候が作り出す美しい天体ショーは、まさに一生に一度は見たい絶景です。

旅行や観光の際は、ぜひ夜空を見上げてみてください。
満天の星と南十字星が、きっと忘れられない思い出を残してくれるはずです。

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この記事を書いた人

多趣味の一般男性。最近のマイブームはドライブ

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