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日本で一番星がきれいに見える場所TOP10

都会の明るい夜空ではなかなか見られない満天の星。
「日本で一番星がきれいに見える場所はどこ?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

日本には、光害が少なく、空気が澄んでいて、まるで宇宙に包まれたような感覚を味わえる星空スポットが全国各地にあります。
長野県の阿智村をはじめ、北海道・美瑛町や沖縄・石垣島など、地域ごとに異なる魅力的な星空を楽しめます。

この記事では、日本で星がきれいに見える理由から、星が最も美しく見える場所TOP10、さらに観測におすすめの季節や持ち物リストまで詳しく紹介します。
星空観察や天体観測の旅行を計画している方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

日本で星がきれいに見える理由とは

「日本で一番星がきれいに見える場所」はどこか、気になったことはありませんか?
実は、星空が美しく見える地域には共通した条件があります。澄んだ空気、街明かりの少なさ、そして標高の高さ。この3つがそろうことで、肉眼でも天の川や無数の星をはっきりと見ることができるのです。

都市部では「光害(こうがい)」によって空が明るくなり、星が見えにくくなります。そのため、星空観察を楽しむなら、街の光から離れた自然豊かな地域が最適です。

地形・標高・光害の少なさがポイント

星がきれいに見える条件として最も重要なのが、「光害の少なさ」と「標高」です。
標高が高い場所は空気中のチリや水蒸気が少なく、空がよりクリアに見えます。また、山間部や高原では夜になると気温が下がり、空気が澄むため、星の輝きが一層際立ちます。

さらに、周囲に街灯や住宅が少ないエリアは、夜空本来の暗さを保てるため、星がより鮮明に見えます。日本では、長野県・北海道・沖縄の離島などが特に条件の良いエリアとして知られています。

星が一番きれいに見える場所TOP10

ここでは、全国の星空ファンや天文愛好家にも人気の「日本で星が一番きれいに見える場所TOP10」を紹介します。

① 長野県 阿智村(星空保護区)

「日本一星が輝く村」として知られる阿智村は、環境省にも「星が最も輝いて見える場所」と認定されたエリア。標高約700~1,000mの山あいに位置し、光害がほとんどありません。
ナイトツアーやロープウェイでの星空観賞も人気で、全国から多くの観光客が訪れます。

② 北海道 美瑛町

広大な丘陵地帯が続く美瑛町は、空気が澄み、夜には満天の星が頭上に広がります。冬にはオリオン座や冬の大三角形、夏には天の川が見どころ。カメラマンにも人気の星空撮影スポットです。

③ 静岡県 富士山五合目

標高2,000mを超える富士山五合目では、雲海の上に輝く星空を観測できます。特に夏の夜明け前は絶景。都市圏からのアクセスも良く、初心者にもおすすめです。

④ 沖縄県 石垣島

南国ならではの星空が楽しめる石垣島では、南十字星が見えることでも有名です。石垣島天文台やバンナ公園など、星空観察に最適なスポットも充実しています。

⑤ 岐阜県 平湯温泉(奥飛騨)

山々に囲まれた温泉地・平湯では、夜になると無数の星が湯けむりの向こうに輝きます。温泉と星空、両方を楽しめる贅沢なロケーションです。

⑥ 青森県 奥入瀬渓流(おいらせけいりゅう)

東北を代表する自然豊かなスポット・奥入瀬渓流は、昼間は新緑や紅葉が美しく、夜になると幻想的な星空が広がります。
周囲にほとんど街明かりがないため、光害の影響が少なく、満天の星を静かに楽しむことができます。夏には天の川がくっきりと見えることも。

⑦ 山梨県 清里高原(きよさとこうげん)

標高約1,200mの高原地帯にある清里は、富士山や南アルプスを望む絶景スポット。
空気が澄んでいるため、星座観察や天体観測にぴったりです。清里高原天文台や星空イベントも開催されており、初心者から上級者まで楽しめます。
首都圏から車で約2〜3時間とアクセスも良好です。

⑧ 長野県 乗鞍岳(のりくらだけ)

標高3,000m近い乗鞍岳は、まさに「天空の星空スポット」。
夏の夜には天の川、冬にはオリオン座がくっきりと見え、気象条件がそろえば流星群の観測にも最適です。
近くの乗鞍高原温泉に宿泊すれば、夜は星空、昼は大自然を満喫する贅沢な時間を過ごせます。

⑨ 熊本県 阿蘇山(あそさん)

九州を代表する活火山・阿蘇山の外輪山周辺は、広大な草原と澄んだ空気に包まれた星空の名所です。
特に阿蘇山上展望所からは、街の灯りが届かない真っ暗な夜空に、無数の星が瞬きます。
夜風を感じながら眺める星空は、まさに地球の息吹を感じる特別な体験です。

⑩ 島根県 隠岐の島(おきのしま)

本州からフェリーで行く隠岐の島は、「日本最後の星空の聖地」とも呼ばれるほど光害が少ない場所です。
周囲を海に囲まれ、空気も澄んでいるため、水平線まで続く満天の星が見られます。
天の川や流れ星を肉眼で見たい人には、ぜひ訪れてほしい離島の星空スポットです。

観測におすすめの季節・時間帯

星空観察にベストな季節は「秋から冬」にかけて。空気が乾燥していて澄んでいるため、星がより明るく見えます。
また、観測時間は夜10時以降〜深夜2時頃が最適。月明かりのない「新月」の夜を狙うと、肉眼でも天の川を確認できることがあります。

星空観察を楽しむための持ち物リスト

快適に星空を楽しむためには、以下のアイテムを準備しましょう。

  • レジャーシートやアウトドアチェア:長時間の観察でも快適に。
  • 懐中電灯(赤ライト推奨):目が暗さに慣れた状態を保てます。
  • 防寒着:標高が高い場所は夏でも冷え込みます。
  • 星座早見盤や星空アプリ:星座を探すのに便利。
  • カメラ・三脚:星空撮影にも挑戦したい人におすすめ。

星空観察は、自然と心をつなぐ特別な体験です。
光の少ない場所へ足を運び、夜空を見上げてみましょう。きっとあなたも「日本で一番星がきれいに見える場所」を自分の目で確かめたくなるはずです。

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この記事を書いた人

多趣味の一般男性。最近のマイブームはドライブ

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