都会の喧騒を離れて満天の星を見たい――そんな憧れを叶える天体観測旅行。
でも「初心者は何を持って行けばいいの?」と悩む人も多いですよね。
この記事では、初めての天体観測旅行に必要な持ち物を目的別に紹介。
基本装備から便利アイテムまで、これを読めば迷わず準備できます。
最高の星空体験に向けて、チェックリストとして活用してください。
【必須】天体観測のための基本装備リスト
| 持ち物 | 備考 |
|---|---|
| 双眼鏡 | 初めてなら、倍率8〜10倍・口径40〜50mm程度の軽量タイプがおすすめ |
| 星座早見表 | 紙の星座早見盤は電池不要で便利 |
| 懐中電灯 | 天体観測では、赤色ライトが基本。 |
| カメラ・三脚 | 手ブレ防止のため、軽量三脚を一つ持っておくと便利 |
双眼鏡
望遠鏡より手軽で、肉眼では見えない星雲や月のクレーターも楽しめます。
初めてなら、倍率8〜10倍・口径40〜50mm程度の軽量タイプがおすすめ。
首から下げて観測できるため、移動の多い旅行にも最適です。
星座早見盤
星を探すなら欠かせないアイテム。
紙の星座早見盤は電池不要で便利ですが、スマホアプリならGPSで現在地の星空を自動表示できます。
どちらか一つは必ず持っていきましょう。
懐中電灯
天体観測では、赤色ライトが基本。
白い光は目がくらんで星が見えにくくなるため、夜目を保つ赤色LEDライトを使用しましょう。
また、明るさ調整機能付きだと便利です。
カメラ・三脚
星空を撮るなら三脚は必須。
スマホでも「夜景モード」や「長時間露光」を使えば美しい星空写真が撮れます。
手ブレ防止のため、軽量三脚を一つ持っておくと便利です。
【快適さ重視】観測地で役立つ持ち物
防寒具
星空がきれいに見えるのは空気が澄んだ寒い夜。
夏でも高原や山間部では10℃以下まで冷え込むことがあります。
厚手の上着、手袋、ニット帽、ネックウォーマーなど、重ね着できる服装を準備しましょう。
折りたたみチェア・レジャーシート
長時間空を見上げていると、立ちっぱなしでは首も腰もつらくなります。
折りたたみチェアやリクライニングチェアがあれば、快適に星空を眺める姿勢を保てるのでおすすめ。
シートを敷く場合は、地面の湿気を防ぐために断熱マットもあるとベストです。
虫除けグッズ
特に夏〜秋は、山や草地では蚊や蛾が多く出ます。
スプレータイプの虫除けに加え、身につけるタイプ(リストバンド型)も便利です。
においが少ないタイプを選べば観測中も気になりません。
雨具・カッパ
山の天気は変わりやすく、突然の霧や小雨に見舞われることも。
晴れていても、折りたたみ傘やポンチョタイプのカッパをバッグに入れておくと安心です。
しっかり準備して、最高の星空体験を!
特別な機材がなくても、空を見上げればそこには無数の星々が輝いています。
この記事を参考に、自分にぴったりの持ち物を準備して、
ぜひ“はじめての星旅”を思い出に残るひとときにしてください。
